2016年10月29日

Tanti auguri a te!

お誕生日おめでとう!



本日の主役はこの方。
嫁の長い不在にも耐え(笑)、『中は熱く外は冷静に』を常に心がけてらっしゃる我が旦那さま。


そしてなんと!
お誕生日の数日前から、遂に!『茄子のはさみ揚げ』を、間違えずに噛まずに言えるようになられました。
でかした!旦那さま。


でも、すみません。この写真は4日前の25日、結婚記念日のお家夕食の写真です(笑)
でも良いお顔でしょ?この日で、結婚してから無事に5年が過ぎました。双方の家族、友人達、仕事仲間、ご近所の方々、私達に関わってくださった皆さんのお陰です。



因みに、この日のメニューは、


オッソブーコのきのこソースにサラダ。
そして、ドルチェと食後酒。


今日は、これからミラノへ出ます。
仕事終わりの彼と合流して、美術館に行ってから、旦那さまご所望の和食屋さんで晩ご飯です。


その様子は、また明日。
では、また!(^o^)/




2016年10月18日

Menù gita-casa 50

メニュー・ジータカーザ 50


ポルチーニのフライです。

アルバで手に入れたポルチーニは、お店のお兄さんの勧めに従って、まずはフライに。
溶き卵とパン粉をつけてフライにして塩・胡椒。シンプルだけどご馳走になりました。レシピによっては、パン粉にパセリや粉チーズを混ぜるものもありましたが、ポルチーニのデリケートな味を楽しむには、これで充分な気がします。


そして、翌日は残ったポルチーニとタリオリーニでパスタに。これはこれで、とても美味しくいただきました。


レシピもいたって簡単。
ニンニクの香りをつけたオリーブ油で、玉ねぎのみじん切りと適当な大きさに切ったポルチーニを炒めて、白ワインで香りづけ。後は塩・胡椒をして数分煮込みます(煮込みは5分がリミットと、レシピにはありました。さもないと、ポルチーニの香りがなくなるそうです)


そして、同じくクーネオで買ったチーズとサラミをセカンドに。


右のチーズは、牛と羊の乳から作られています。匂いはなかなか強烈でしたが、クリーミーでパンにつけていただくと止められない。一つだけ買うことにして良かった(笑)カロリーが高そうですが、瞬時に消えました。


食欲の秋、実感。
危険すぎ(笑)
では、また!(^o^)/

2016年10月16日

La città di tartufo e di vino

トリュフとワインの町



この間の土曜日はお友達と一緒に遠足してきました。お土産の一部はこの子達(笑)ポルチーニ茸、乾燥ポルチーニ、トリュフの香りが付いたオリーブ油、そしてタリオリーニ(方言ではtajarinと言うみたいです)。


訪れたのはクーネオ。トリュフの町、アルバとワインの町、バローロとバルバレスコです。雨続きだったのに、この日はお昼から見事に晴れました。秋の遠足を1日かけてゆっくり楽しむことができました。



トリュフは100gが400ユーロ(45000円くらいかな…)ほどというのが、見本市での相場の様でした。写真で見える小さな塊が10gくらいの大きさです。黒に比べて、白トリュフの方がお値段が張るのですね。


見本市会場では、トリュフの査定も行われていました。大きさ、形、香りなどから査定し、認定のシールを貼ってもらうようです。ある男性が持ってこられたトリュフの大きさをみてください。



これで、重さは500gほどあったみたいです。値段を付ければ何十万円かするとか。ビックリですよね。

そしてポルチーニ。
見てしまったら、買わずにはいられませんでした(笑)絵本に出てくるキノコそのものの形でしょう!


町を移動してバローロへ。
行く途中の風景は、こんな感じです。ここもトスカーナの様に、ワインのための葡萄畑が優しいカーブを描く丘に広がっています。青い空が広がっている日に来る事ができて、本当に良かった。


バローロの町でお昼を食べて、お土産の、勿論!(笑)バローロも購入して、もう1つの町バルバレスコへ。
これは、町の入り口にあった小さな教会です。

中は、、、

エノテカでした(笑)
町の別の場所には、ちゃんともう一つの教会がありましたよ。

朝早くの出発でしたから、家に帰って晩ご飯を食べたら、ソファーで直ぐに夢の中コースでした。秋らしいお天気に恵まれ、気のおけない仲間との遠足は、心地よい疲れと美味しい沢山のお土産が残る贅沢な1日になりました。


イタリアも食欲の秋です。
では、また!(^o^)/


2016年10月9日

Menù gita-casa 49

メニュー・ジータカーザ 49


牛肉のきのこソース和え
何ヶ月かぶりで、久しぶりに行ったスーパーには、季節柄でしょうか、いろんな種類のきのこが沢山売られていました。しかも、先週はどうやら『東洋のきのこ』も特売だったようで、こんなパックを見つけました。



エリンギこそ、この頃、こちらのスーパーでも見かけるようになりましたが、椎茸やエノキは中華か韓国の食材を扱うお店でしか今まで見たことがありませんでした。ですから勿論!即買いです(笑)1日目は、お魚や野菜と一緒に、きのこ色々の天ぷらに。天つゆで美味しく頂きました。


そして上の写真は、その翌日の晩ご飯。美味しそうですが、実はお肉が固かった。子牛を選んだのですが、想像していた柔らかさではなく、噛み応えありすぎ(涙)でも!このきのこソースが、とても美味しかったので救われました。レシピは、たまたまネットで見つけたものでした。


お肉を焼いたフライパンに、適当な大きさに切ったきのこを数種類入れて炒めます。あれば乾燥ポルチーニを水で戻して投入すると尚美味しい。ある程度まで炒まったら、ポルチーニの戻し汁と、白ワイン、塩・胡椒を入れて数分煮ます。水分がなくなってきたら、その半分を取り出し、生クリームを加えてバーミックスでクリーム状に潰します。その日、我が家には生クリームがなかったので、牛乳にしましたが、それでも十分な感じでした。


後は、最初に焼いてあった牛肉をフライパンに戻して、炒めてあったきのこと先ほどのソースと共に温めなおします。お肉がこれで柔らかければ、超ご馳走だったんだけどなぁ(笑)


イタリアはすっかり秋模様で、これから怖い『食欲の秋』到来です。食べ過ぎに気をつけて、秋を楽しみたいですね。


では、また!(^o^)/






2016年10月5日

Sono a casa!

帰ってきました!



マリメッコのフィンエアの飛行機で日本へ。それは8月終わりの事でした。そして昨日、無事にイタリアへ帰ってきました。


年に何度か日本に帰りますが、機内食に期待したことはあまりなくて、食べられたら良いという考えの私。
でも、今回の帰りのフィンエアの機内食はなかなか良かったのでご紹介。



JALとの共同運航便だったので、勿論、そのお陰だと思いますが、最初の昼食は日本食にして正解。メインの入れ物には、魚の西京焼き(多分、鰆だったと思う)ヒジキと人参を炊いたん、野菜と海老と小さながんもどきを煮たもの、じゃこご飯。他にもお蕎麦、抹茶プリン等。どれも美味しく頂きました。満足。


おつまみとか、おやつなんかも全て日本のもの。


アイスクリームはグリコ。その右隣は最初にでてきたおつまみ、柿の種。他には、kiriのチーズとクラッカー。このクラッカー、帰国前に度々にコマーシャルで見たやつかと。

ヘルシンキに到着する少し前には、もう一度昼食。パッと見た感じ、ミートソーススパゲティみたいでしょ。


でも違いました。肉味噌麺だったみたい。ゆで卵も左上のほうれん草も全て混ぜ合わせて食しました。肉味噌はピリッと辛みがあって、これもなかなかのお味。果物も、よくあるプラスチックみたいな味のないものではなかったし(笑)、デザートについてきたミニ・エンゼルパイに思わずニッコリでした。


イタリアに帰ってきた途端に、この国ならではの段取りの悪い出来事に2つも遭遇。階下に住むおばあちゃまの大声健在。『帰ってきたなぁ』とニンマリの2日目の朝を迎えています。


ぼちぼちと、穴が空いていた期間のことも書いていこうと思います。
また、お付き合いくださいませ。