2017年6月16日

Marmellata di fichi

イチジクのジャム


、、、作ってみました。


イタリアに来るまで、イチジクで作ったジャムがあるとは知りませんでした。見たことはあったのかもしれませんが、目がいってなかったですよね。


先日のブログで紹介したトッレのマンマ・パオラのつイチジクをお土産に、2日だけ我が家へ帰ってきました。
『アンドレアに2、3個もって帰っても良いかな?』と聞いたら、大きなタッパーに15個も入れてくれたパオラ(笑)

翌日、晩御飯の後にまずはそのまま頂きました。初物。美味しかったです。

まだ12個もあるイチジク。生で食べるのも毎日は飽きてくるし、私は、また明日から家の外だし、、、。
それで、イチジクはジャムに変身したのでした。


分量は
イチジク                1kg
レモンの絞り汁      1個分
砂糖                         200g


イチジクは皮付きのまま使います。
お水でさっと洗ってから、イチジクの先っぽだけ少し捨てて、小さめにカットする。


お鍋に、カットしたイチジク、レモンの絞り汁、砂糖を入れて火にかける。
中火くらいで焦げ付かないように時々かき混ぜながら、ある程度トロリとするまで煮詰めて出来上がり。


今朝は、早速、朝食で味見しました。
なかなか良い感じに出来上がっておりましたよ。また家を空ける嫁からアンドレアへの、お留守番の応援です(笑)


明日からまた、私も頑張ります!
では!(^_^)










2017年6月11日

Fichi

イチジク


フェスティバルの季節が始まりました。今はまだ、本編の稽古ではなく、コーラスやオーケストラのオーディションの最中です。


先週の間にアンドレアに運転してもらって、今年もトッレのママのお宅に、大量の楽譜と着替え諸々を運びこみました。これで夏の準備は取り敢えずOK!!!


今日は、コーラスのオーディションが早く終わったので、お昼からのんびりと過ごしています。ここのお宅には大きなお庭があって、毎年、色とりどりの花を楽しませてもらっています。今はちょうど、1回目のイチジクの季節。たわわに実るイチジクを見ながら、もう1週間もしたら食べ頃かなぁとほくそ笑んでおります(笑)このイチジクで作るママのジャムが美味しいのですよ。アンドレアも、そのジャムの大ファン。今年も、2瓶くらいもらえるかな?(笑)

というのも、このイチジクの木の大きさ!木の後ろに、かなり大きな納屋があるのですが、スッポリと隠れています。熟れ始めたら一気なので、物凄い量のイチジクが穫れるのですよ。

日差しもすっかり夏のトスカーナ。
自然も楽しみながら、音楽と戯れます。


では、また!(^_^)







2017年6月6日

Menù gita-casa 57

メニュー・ジータカーザ  57



お久しぶりです。
漸くブログが書ける状態になりました。ご無沙汰している間に、1ヶ月ほど日本にも行っておりました。


復帰第一弾は、メニュー・ジータカーザです。


蟹のパスタ。
とてもとても美味しかったです。
日本からイタリアへ帰国して、まずは独りでお留守番してくれたアンドレアと美味しいものを食べる。これが我が家のルールになりつつあります。


空っぽだった冷蔵庫をある程度満たすために、スーパーマーケットへ。お魚を対面で買えるお店がその中にあります。鱸を買って、ふとその横を見ると、蟹が、、、しかもまだゴソゴソ動いてる!
『これでパスタしたら美味しいよ!』と彼に言うと、『作れるの?』と真面目な顔で質問が、、、(笑)
私はニッコリ『生の蟹で作ったことはないけど、多分大丈夫^^』と。


こういうことは、初めてでも大体の予想がつくのです。今は、インターネットという強い味方もあります。そのお魚屋のおばさんにも、作り方を聞いてやってみました。


沸騰させたお湯に蟹をドボンとつける瞬間だけは何とも言えない気分でしたので、『美味しく全部いただきますからね〜、ありがとう』と蟹さんに伝えました(笑)


何という蟹だか、実はわかってないのです。ワタリ蟹ではなかったし、ズワイ蟹のようでもありません。生の間に写真を!と思いましたが、初茹でにドキドキしていて撮り忘れました。

茹でた直後がこんな感じ。


ハサミはかなりしっかりしていて、身もよく詰まっていました。かなり大きな蟹でしたが、茹でた時間は5分。その後、甲羅を取り外し、内臓も取り出し、くるみ割りやハサミ、包丁などを使って食べやすい大きさにカットしました。


ニンニクで香りをつけたオリーブ油に、半分に切った20個ほどのプチトマトを投入。数分炒めて蟹も入れて、白ワインをコップ一杯。5分ほど強火で煮詰めて、パセリのみじん切りも入れて、茹で上がったパスタと合わせました。


そして、この蟹を堪能した翌日から、嫁はまた、仕事で家を開ける日々が始まりました。今回の我が家での滞在期間は僅か3日(笑)しばらくはまた、トッレとミラノを行き来し、途中、新しいお仕事でチラリとハンガリーにも出かけます。フェスティバルを8月半ばで終えさせてもらい、夏の終わりから再び日本です。


こんなに旦那を放っておいても良いのか?と、お友達からよく聞かれます。心配してくださる方々もいます。勿論、イタリア国内で仕事するときは、できる限り時間を見つけて、何処かで出会う機会を見つけて、一緒に美味しいものを食べます(笑)
離れていてお互いに寂しい事もありますが、仕事は仕事。有難いと感謝して、できる間はお互いにドンドンやろうと決めたので、今はそれに関して迷いは無くすことにしました。これが、私達の生き方だとやっとお互いに折りあえた様に思います。


残念なのは、なかなかミラノのお友達に会えないこと。秋になったら、皆さん会いましょう!待っててね〜。


では、また!(^_^)