2014年3月22日

Ecco! Loro avevano voluto aiutarmi.

やっぱり!彼女達は、私を助けたかったのだ。


前回のみんなが私を助けてくれるを書いた翌日。検査の手続きをしに再び病院を訪れました。
兎に角、看護婦さん達に言われた様に、ホームドクターに書いてもらった2枚のレセプトを持って、病院内の受付へ。再三、再四、看護婦さん達に説明された通りに一枚目の予約を済ませる。


予約受付の紙には、この検査をうける時に、もう一つの検査結果を持って来る様にと書いてある。
『え?そんな検査を受けてる時間はないんだけど、、、』
なぜなら、今週末から、私は日本なのです。出発までに予約を取るのは、まず不可能。帰国するのは、たった今予約したばかりの検査の4日前。だから、もう一つの検査を出発前も帰国後もやってる時間はない。


ま、兎に角!
これで良かったのかどうか確認しておこうと、看護婦さん達がいる病棟へ。
(この間、もう一つの検査のことは言われなかったし、それから、彼女達も私を助けたいと思ってくれてるはずなんだよな、、、)と、何度も思いながら、、、。


扉の前で待つこと15分ほど。この間の看護婦さんが扉を開けた。
『あの、、、』と声を掛けると、
『え?また来たん?貴女、、、ここへ何しにきたん!』とニンマリ顔で。
慌てて、でも、私も笑顔で
『これで合ってるか見てもらいたいんよ』と予約表を彼女に。


ざっと目を通してくれて『OK! OK! バッチリよ!』と、彼女ニッコリ。私もニッコリ。
そこで、もう一つの検査のことも聞いてみた。
『良かったぁ。でね、この予約表に、、、まだ予約してないもう一つの検査の結果がいるって書いてあるけど、、、どうしたらいい?』


『うん?』と、不思議そうな顔をして、看護婦さんは予約表を再び読み始めた。
そして、ちょっと困った顔をした後、少し考えてから、
『今からここで、暫く待つことできる?』と彼女。
『いいですよ』と私。


扉の中に、彼女が入った数分後、別の看護婦さんが帰ってきた。
勿論、彼女も先日来の顔なじみ。ちょっとドキっとした。だって、強面のおばさまで、それまで一度もニッコリ顔は見たことがなかったから。扉の前の私を見つけ、一瞬絶句。


数秒後、大笑いし始めた彼女。
『あなた、またぁ、、、、!!もう知らんわぁ、、、はっはっは』
つられて私も大笑い。
『あはは、、、いやいや、今日は大丈夫。心配しないでね。
    予約したから確認してもらいに来ただけ。今、中で確認してくれてはる、、ふふふ』
『もちろん、待ってたよ、今日も!貴女を!、、、あっはっは』と彼女。


(あれ?ちょっと近くなれたなぁ、、、それにしても、綺麗な笑顔の人やなぁ、、、)
そんなこと思いながら、一緒に笑った後、彼女は笑いながら扉の中に入っていった。



再び、廊下で待つこと数分。最初の看護婦さんが再び姿を現して私にこう言った。
『今日やってしまいましょう、この検査。いいよね?』
予約なしでもう一つの検査してしてくれるつもりだ!と事情が分かった私。
『勿論!』


3〜40分待った後、本当に!(笑)私の名前が呼ばれ、無事に検査終了。
これで、日本から帰ってきたら、安心して予約した検査に行ける!何より、今日、私の前にいた彼女達は、今まで知っていた彼女達と全く別人。検査終了後に部屋を出る時には、『buon viaggio! 良い旅を!』とまで言ってくれた彼女達。嬉しかったなぁ。


そして、アンドレアの言ったとおりやったなぁ。
この人達は私を助けてたいと思ってくれるている!と信じるのは大切。
ありがとうね、皆さん。


では、また!q
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2014年3月20日

Tutti mi aiutano

みんなが私を助けてくれる


今朝の出来事です。
アンドレアがニュースの文字放送を見ながら、現在、新たにイタリアで起こっている訴訟について話し始めました。登場人物が複数になる説明は、時々、私の頭を混乱させます。なぜなら、イタリア語では主語を省略することが多いからです。動詞の形と前後の話から、主語が何かを考えないといけない。今朝のその話題もそうでした。


一通り彼の説明を聞いてから、『うーん、よく分からなかったわ』と私が言うと、アンドレアはその後、ゆっくりと言葉を選びつつ再び説明してくれました。少しずつでしたが、話の中身が見えて来て、今度は多分分かったかな?という思えました。でも、絶対という確信はない。

それで
『うーん、、、つまり、こういうことよね。A裁判官は、この間から続いている訴訟に携わってる女性裁判官で、、、、』と私が復唱しだすとアンドレアがすぐに私の言葉を遮った。
『いや、だからやな、、、』


これと同じことが、つい最近、病院でも起こった。検査の手続きに関しての説明で。私が分かったことを復唱しようとすると、看護婦さん達が(しかも一斉に、、、笑)、もう一度説明を始めてくれる。そして、言葉を遮られた私は、何も分かっていなかったのか?と思い聞き直す。そして『つまりこうよね、、、』と復唱しようとすると、また途中で遮られる。結局『分かりました』というまで、それは繰り返された(笑)




なんだか、自分の頭がとっても悪くなった気分。あぁ、言葉が不自由って大変。




それと同じ感覚が、今朝は、蘇ってしまった。なんだか悲しくなって、涙が溢れた。
『どうしたん?』
『なんか、自分がアホになった気分。なんで最後まで聞いてくれへんの?』
『だって、分からんって言ったやんか。僕、助けたいだけなんやけど、、、』
『人が話してる言葉を遮って?病院でもそうやってん。私の話は、なかなか聞いてもらわれへんかった』


吃驚した顔のアンドレア。そして一言。
『だから、彼女達も助けたかったんちゃう?僕もやけど、誰もあんたのことをアホとか思ってないで、、、』
『人の話を最後まで聞いてくれてもいいやん!』
『あんた、、、それは、、、これがイタリアやねん。ほんで僕イタリア人やし、、、』


笑えてきた。
そうやった!粕汁が好物でも、この人はイタリア人やった!


不貞腐れてる私を見て、『ほんなら、ほれ、説明してみ?』とアンドレア。
今度は遮られることなく最後まで説明できた。そしたらアンドレアは、
『分かってるやん!なんで、分かったのに分からんって言ったん?』



うーん、そうかぁ。分からんかったの多用はやめよう。
そして、助けてあげようと思ってくれるとああなるのかぁ、、、。


まだまだイタリアーナへの道のりは長い!修行ですな(笑)


では、また!(^_^)



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2014年3月16日

I fiori primaverili

春の花々


暖冬で雨ばかりの冬が終わると、春の日差しとともに一気に気温も上がり、花々が一斉に咲き始めています。


今日は日曜日。アンドレアもお休みです。季節が変わる時は、食卓のメニューが変わる時でもあります。お昼ご飯は、今日が多分最後の冬のお料理。前の日からキャベツとトマトで煮込んだスペアリブとソーセージ、そしてポレンタ。重いめの赤ワインといただきました。とても美味しかったですが、ドンとお腹にきたので、食後に散歩することにしました。暖かいを通り過ぎて、暑いくらいの気温でした。半袖姿の人もチラホラ。のんびり散策しながら、沢山の花を見つけました。

木蓮


椿


ボケ

散歩していたのはこんな場所です。畑の先にチズラーゴの町が見えています。


あまりの暑さに、セーターを脱いでTシャツ姿のアンドレア。お腹ひっこめてよー(笑)


可愛い野の花もあちこちに咲いています。懐かしい花も沢山!

タンポポ
イタリア語では、dente di leone (ライオンの歯)と呼ばれたりもしますね。
花だけでなく、すでに綿毛になったものも。



これは何というのかしら?

イヌノフグリ

小さなマーガレットみたいな花もありました。
写真には撮りませんでしたが、ペンペン草も見かけました。

のんびり散策を続け、最後にはチズラーゴの教会に到着。
日曜の午後、広場には結構な人が集まっていました。
ジェラートのお店も大繁盛でした。

道沿いには、三色スミレも植えられてました!

レンギョウの花も、この時期真っ盛りです。
黄色の色が鮮やかで美しい!

私も影で(笑)写真に参加。

この間、このブログにも紹介したご近所の梅は満開でした。


結局、2時間近く歩いて散歩終了。
子供の頃の遠足の後のような心地よい疲れとともに
心も身体もリフレッシュして家に帰りました。
本当によい季節です。



では、また!(^_^)



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2014年3月12日

Mimosa

ミモザ


トスカーナでのお仕事は無事に終了。
すっかり春めいてきたイタリアです。あちこちで、木蓮や梅、桜の花などを見かけるようになってきました。今度の日曜日は、お天気が良ければバイクでコモ湖に行く計画です。どうかしらね?


花といえば、、、。
少し前ですが、3月8日は『世界女性デー』でしたね。イタリアでは、その日、ミモザの花を女性に贈る習慣があります。今年も、町のあちこちがミモザの花で一杯に飾られていました。私にも、大好きな女性の!友達から一枚の写真が送られてきました。知らなかったのですが、写真は、自動的にiPadに保存されていたようです。昨日、別の写真を探していて、再びこの写真を見つけました。とても美しいので、皆さんにもお見せしたくて、、、(^_^)




なんとも言えない可憐さですよね。
いつか庭のあるお家に引っ越せたら、木蓮とミモザは、ぜひ植えたいですね。



では、また!
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2014年3月10日

Ce l'ho fatta! Ho preso!

やった!乗れたぁ!


、、、と言うのも、朝から荷物抱えて走りました。


今日から水曜日まで、オーディションの伴奏の仕事でトスカーナです。一緒に早起きしてくれたアンドレアが、ミラノ駅まで車で送ってくれました。駅前についたのは、8時7分。駅は三階。電車の発車まで後3分!この電車に乗り遅れたら、次の電車は一時間後で、仕事には完全遅刻!


『間に合う!走れぇーー!』
後ろから聞こえるアンドレアの声。
ゴロゴロ持って階段も走りました。荷物重い、身体重い(笑)走りながら何番線か確認して、乗って一息、電車発車。危なかったぁ!


即、アンドレアにも電話。
『間に合った!乗れたよー』
『あっはっは!乗れたん?そら走ったなぁー。てっきりあかんかったんかと思ってた。あっはっは!もう発車したん?』
『した、した!(それにしても、楽しそうに笑うなぁ、、、)』
『え?時間通りに?そうかぁ。特急じゃなく急行やから、ちょっとくらい遅れて出発するかと思ってたのになぁ、、、それにしても、、、あっはっは』
『時間通りに出たよ。(急行やからちょっとくらい遅れて出発って、ここ始発駅やん、、、しかしその考え方、笑けるなぁ)良かったわ、とにかく間に合って(^_^)』
『良かった、良かった。あはは。幸先ええやん。じゃ、僕は家に帰るわ』 
『ま、そやね。ありがと!あはは』

何だか分からないまま、それまでのドキドキとゼーゼー(笑)をすっかり忘れて楽しく出発。イタリアやなぁ。私の旦那やなぁ。


今日のオーディションで、何を弾かされるかは、現地に着いてからのお楽しみ。これにも大概ドキドキしてるけど、今朝は、幸先が良かったらしいから(笑)、これもなんとかなるでしょう。



では、行ってきます!(^_^)

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2014年3月9日

La signora di sotto 2

下の階のお婆ちゃま2



実はあの翌日、お婆ちゃまにはまたまた大事件が!何時ぞやのように、部屋の中で転けてしまわれたらしく、家にいた私は再びあの『Aiutooooooo, aiutatemiiiii !(助けてー。誰か私を助けてー!)』の声を聞く羽目に。


下の階から聞こえてくる鳴り続ける固定電話の音。その中で聞こえてくるお婆ちゃまの声。
『これって、お婆ちゃまが電話に出れてないってことやん、、、、まさか、、、、』
下に降りてみたら、、、やっぱり嫌な予感的中!叫び続けるお婆ちゃま。外からかなり大きな声で呼んでみるも、耳が遠いこともあってあさってなお返事ばかり。扉の鍵はかかったまま。結局、上の階のご夫婦の力を借りて、最後は救急車を呼ぶことに。


救急車が到着するのと同じ頃に、電話に出ないお婆ちゃまを心配された家族も到着。またまた長い時間、転けて起き上がれない状態だったらしく、その上、転けたはずみでどこかにぶつけたのか出血もしていらしたらしい。兎に角、救急車で病院に運ばれたお婆ちゃま。その日以降、妙に静かな日々が過ぎてゆきました。


そして2週間と少しが過ぎ、数日前にお婆ちゃまが家に戻ってこられました。たまたま帰って来られた時に、私も外から戻ってきたので、『お帰りなさい!大丈夫ですか?』と声をかけました。『ありがとう』とお婆ちゃま。おでこにちょっと傷跡がありましたがお元気そうでした。


もしかしたら、もうここには帰って来られないんじゃないかな?とアンドレアと話していたのですが、なんのなの。結局は、家族やお手伝いの人達の力を借りつつ、独り住まいを続けられるようです。そして、お帰りと同時に再び聞こえてくるようになった家族との大声の会話(時に、かなり激しい怒鳴りあいの声も、、、笑)


その建物中に鳴り響く声を聞いて、アンドレアが一言。
『 Lei è tornata "perfettamente in forma ,,,,, " (完全復帰やな、、、)』
あまりに言い得た言葉だったので、私も大きく頷き
『まさしく!』
そして、お互いの顔を見ながら思わずにっこり。


今朝も、お婆ちゃまの娘さんが来られているようで、時折、かなり激しい口調で言い合いをしてるお二人の声が聞こえてきます(笑)今や慣れ親しんだこの言い合うお二人の声。やっぱりこうでなくちゃね。長生きして下さいね、お婆ちゃま。



では、また(^_^)


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2014年3月7日

Una piccola sorpresa da primavera

春からの小さな贈り物


長かった雨の冬が終わったのかな?ここ数日、春らしい日差しと柔らかな空気がイタリアにも戻ってきました。


あんまりお天気が良いので、晩ご飯の材料の買い物がてらお散歩に出ました。こども達は公園で楽しげな声を上げながら遊び、お婆さん達はベンチでお喋りしながら日向ぼっこ。穏やかな春らしい空気に、思わず私の顔もほころびます。


そして、近所のお庭では梅らしきお花を見つけました。

もうちょっと近寄りますかね。
イタリアの梅。

私達の大好きな小さな森にも、春が近づいてきています。



というところで、また!(^_^)
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2014年2月17日

Il nuovo Primo Ministro

新しい首相


今朝、イタリアでは新しい首相が誕生しました。
マッテーオ   レンツィ、39歳。
前首相エンリーコ   レッタは、今年で48歳。


若い首相が続きます。
レッタ政権は、11ヶ月で破綻。
レンツィ氏は、レッタ氏と全く違うタイプです。


これから、その新首相の発言や行動、政策
そしてその成果等を見なければ、今は何も判断できませんが
今朝の記者会見を見ていて、レンツィ氏自身から出ている
若くしなやかで、何か大きなオーラの様なものには惹きつけられました。


次々と大事な企業が潰れていく現在のイタリア。
仕事に溢れ、生活がままならない家庭も数多く。
若い人々の失業率は高く、希望を持つ人が少ない。


自分を守ることしか考えられない政治屋が多いこの国。
彼が、そういう人達の一人でない事を祈ります。
そして、芸術の価値、大切さを知っている人であって欲しい。


この数日の、首相退陣から新首相誕生までの大騒ぎ。
声高に言い負かし、論破することを勝ちとする。
人の話は、自分の話で遮るために存在し、聞くためにあるのではない。
イタリアのそういう一面を、改めて感じた日々です。



誰かを論破できるくらい
私もイタリア語をバンバン話したいわー。
そら、、、勉強せなね(笑)


では、また(^_^)


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2014年2月15日

Va bene così ......ogni tanto!

たまには、、、こんなんもイイよね!




先週の木曜日から
アンドレアが仕事で香港なので
10日間ほど、久々の一人生活です。


よく考えると、結婚してから今まで
私が一人でここでお留守番という機会はなく
プッチーニフェスティバルの時も
日本に帰っている時も
いつもは彼が、ここでお留守番してくれていました。


渡航先の香港とイタリアの時差は7時間。
日本よりも1時間短いだけです。
なので、いつも私が日本にいる時にかけている時間帯に
今回は、彼から連絡が入ってきます。
なんだか変な気分です(笑)


日本に自分がいる時は、
仕事とは言え、一人でおいていってしまって悪いなぁ、、、。
ちゃんと食べてるかなぁ、、、等と考えたりしていましたが
たまの一人生活には、いいところもありそうです。


ただ私の場合、一度日本に帰ると
結構、期間が長いということもあるからなぁ。
その点は、今回の彼の場合とは違いますね。
調子に乗らないようにしとこ(笑)



実際に、一人でお留守番してみると
ここが自分の家という実感が妙に深まって
家と仲良くなれ、居心地の良さを再確認できます。
これは、意外な発見でした。



最初の日の夜は、初めてだし、ここはイタリアだし
寝る時に一人だと、ちょっと怖かったりするんだろうか?
等と結構心配していたのですが全然平気でした(笑)
爆睡とは言いませんが、ぐっすり寝ました。
家の神様が守ってくれてますね。


しかも、自分の好きな時間に起きて
自分の食べたいものを、食べたい時間に食べて
夜更かしもして、寝たい時に寝て、、、。
しかも、適度に散らかったままでも気にしなくていい!
いいじゃないですか、これ!
いやぁ、すっかり忘れてました。こういう感覚。


今、これを書いているテーブルの上は
昨日も今日も、何冊かの本が積み上げられたたまま。
それらを横によせて、晩御飯もいただく。
あぁ、これこれ(笑)




、、、なんて書いてたら、
香港のアンドレアからテレビ電話がかかってきました。
『時差ぼけでねむられへーーーん!』ですって。
あぁ、吃驚した。何か聞こえたんかな?(笑)




兎に角、この忘れていたダラダラ生活を
もう数日、一人でゆっくり愉しみたいと思います。


では、また(^_^)










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2014年2月2日

Il binario 21


21番ホーム


ミラノ中央駅(Milano Centrale) の
21番ホームの丁度中ほどぐらいには、こんなモニュメントがあります。


実はミラノ駅には、地下に、もう一つの21番ホームがありました。
悲しい歴史を持つホームです。

その事がこの石碑に刻まれています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
TRA IL DICEMBRE 1943 E IL MAGGIO 1944          1943年12月から1944年5月の期間
DAL SOTTERRANEI DI QUESTA STAZIONE            この駅の地下駅から
COMINCIO A LUNGO VIAGGIO                               長い旅が始まった
DI UOMINI DONNE E BAMBINI                                ユダヤの男達と女達と子供達と
EBREI E OPPOSITORI POLITICI                               政権に反対する者達を
DEPORTATO VERSO AUSCHWITS                          アウシュヴィッツや
E ALTRI LAGER NAZISTI                                          ナチスの他の強制収容所に送るために
LA LORO MEMORIA VIVE TRA NOI                          彼等の思い出は我々の中に生き続ける
INSIEME AL RICORDO DI TUTTE LE VITTIME          20世紀の大量殺戮の
DEI GENOCIDI DEL XX SECOLO                              全ての犠牲者の記憶と共に

"POICHÉ L'ANGOSCIA DI CIASCUNO.                    " 各々の苦脳は
               È LA NOSTRA"                                                  私達のものなのだから " 

                                       PRIMO LEVI                                                     プリモ    レーヴィ

MILANO 27 GENNAIO 1998                                     1998年1月 27日  ミラノ
                                                                                                                     (高崎訳)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

なぜミラノの地下に駅があったかというと、
人々がその事を知ってはいけなかったから。
人々がそれを見てはいけなかったからと言われています。


1月27日は、1945年にロシアによってアウシュヴィッツが解放された日。
そして " POICHÉ .... " の文章はこの石碑のできる一年前に亡くなった
イタリア系ユダヤ人で自らもアウシュヴィッツからの生還者であった
プリモ   レーヴィが、広島の事を書いた詩の最初の一節です。


この 1月27日は、この大量殺戮を決して忘れないようにと
毎年、イタリアでも様々な行事が行われます。
地下の21番ホームも一般に公開されていました。
他にテレビでも、ドキュメンタリー、映画、音楽会と様々な報道がありました。


今年は同じ日に  スカラ座でマエストロ・アッバードの追悼公演もありました。
スカラ座の広場に集まった人の数は8000人だったとか。
誰もが彼を想い、尊敬と感謝を込めてオーケストラの演奏を聞いていたそうです。


この国で、亡くなった方への想いの強さと暖かさを知った日でした。




では、また(^_^)

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2014年2月1日

La signora di sotto

下の階のおばあちゃま



我が家の下の階には、90歳を超えたおばあちゃまがお一人で住んでらっしゃる。
普段は、会えば挨拶をする程度のお付き合い。
それでも今までに、二度ほどお話しする機会があった。


一度目は、テーブルクロス上に腕輪を置いたままにしていて
それを知らなかったアンドレアが、食後にベランダに出て
クロスのパン屑をはたいていた際に
その腕輪を、おばあちゃまのお庭に落としてしまった時。


すぐに二人で階下に降りてゆき、事情を話して腕輪を取らせてもらった。
お一人で住んでらっしゃること。ナポリのお生まれだということ。
一度、泥棒に入られたので、それ以来、鎧戸の外側に鉄作も取り付けられたこと。
そんな事をうかがって、ご迷惑を再度謝って、腕輪と一緒に家に帰ってきた。
お庭には、かなりの雪が積もっていたのを覚えている。そんな季節の頃だった。


耳が遠くて聞こえにくくていらっしゃるらしく
普段は、テレビをご覧になるのはかなりの大音量。
お話をされる時も、とても大きな声で話される。
それで、テレビの音がしていたり、話し声が聞こえている時は
あぁ、お家にいらっしゃるんだなと思うようになった。


二度目は、それから半年以上は経った頃。まだ暑さが続いていた時期だった。
お昼ご飯を食べ終えた私は、下からおばあちゃまの声がするのに気がついた。
そう言えば、午前中にも誰かを呼んでらしたような声がしていたなと思いながら窓を開けた。
『aiuto.... Aiuto.....』そんな風に聞こえた。ギョッとした。
Aiuto とは、『助けて、、、』という意味。


まだここに馴染めてなかった頃で、私自身が沢山の不安を抱えていた頃。
自分のイタリア語に凹むことが、今よりもっともっと多かった頃。
だから、聞こえた言葉に自信がなかった。そしてすぐに、その声は静かになった。
やはり聞き間違えたかな?と思って暫くしたら
また『Aiutooooo....aiuto!』とおばあちゃまの声が聞こえてきた。
いくら私でも、今度は聞こえた言葉に確信を持った。
それで、お隣の奥さんに事情を話して一緒に下に様子を見にいった。


助けてと叫び続けるおばあちゃまに扉の外から声をかけ
幸い中から鍵がかかっていなかったので、二人してすぐに中に入って驚いた。
おばあちゃまは、叫びながらソファーの前で倒れていた。
何かの拍子で倒れた後、一人で起き上がれなくて、かなりの間叫び続けていらしたようだ。


幸い怪我もなく、意識もはっきりしてらしたのだが
そのまま、おばあちゃまを一人でおいて行くこともできず
いつもお世話をしているお姉さんが来るのを二人で待つことにした。
その時に、おばあちゃまの若かった頃のお写真をみせていただいたりして
亡くなったご主人の話なんかをうかがった。素敵な写真だった。


そして今日は、夕食後の時間から今もずっと、
下のおばあちゃまのお宅から、何人かの話し声が聞こえてきている。
玄関を入ると、すぐ居間になる今風な私達のイタリアの住まい。
他のお家の間取りも、それほど大きくは変わらない。
石造りなので、人の話し声もテレビの音も、廊下にまですぐ響き渡ってしまう。
流石に話の中身までは分からないけれど、その口調は結構ダイレクトに伝わってくる。


一昨日のこと。
何かのはずみで鎧戸が勝手に閉まってしまったらしく
おばあちゃまは一人で、庭に締め出されてしまったらしい。
その叫び声に、何件かの人が廊下に出てきた。
残念ながら、今回は玄関に鍵がかかっていて中に入ることはできない。
しかも庭の垣根が高くて、外からも簡単には入れそうにない。
故に連れ出すことも不可能。しかも生憎の雨。寒さも増してくる時間帯。
でも、何とか家族の方に連絡を取ることができて、
お孫さんらしき女の子が扉を開けにやってきた。


最近は、夜に付き添っていたお姉さんが来られなくなったようで
夕方にデイサービスから連れて帰ってもらったら、お一人で過ごされていたようだ。
まだ続いている話し合いは、きっとこれからのおばあちゃまの生活のことだろう。
時折、おばあちゃまの大きな声が聞こえてくる。中々、話し合いは終わりそうもない。
もう深夜12時になる。


おばあちゃまも含め、みんなが納得する方法が見つかる事を祈りたい。


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2014年1月7日

Supercalifragilistichespiralidoso

スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス 



一昨日は、メリーポピンズな夜でした。
晩御飯の時に、何気にチャンネルを変えたところ
突然メリーポピンズが現れました。
イタリアでは、度々放送されているように思います。
私も、アンドレアも大好きな映画なので
当然、そのまま見続けることに。


タイトルの言葉は
困難な状況に陥った時に
唱えることで万事解決する魔法の言葉。
イタリア語では、最後『ドーシャス』の部分が
なぜだか『ドーゾ』と発音されます
(実際に書いてもそうなっているのですが、、、)
私には、100%日本語の『どうぞ』と聞こえて笑ってしまいます。


1964年のこの作品。
50年も前の映画なのにいつも新鮮です。
子供よりも大人に見て欲しい作品の一つです。
人生で、本当に大切なことは何か。
子供も大人も、男も女も、どんな仕事の人にも大切なこと。
それを押し付けるのではなく、教えてくれるそんな映画ですね。


ニッコリなんだけど、ジーンと染み込んできて、
何度か涙が溢れてくるシーンがありました。
ふと横を見ると、同じ様に鼻をすすって涙目の旦那が(笑)
(泣いてたんじゃない!と後で力説してはりましたが、、、)


今、アメリカでは、トム・ハンクスが主演で
メリーポピンズが、制作されるまでの経緯を語った映画が人気を呼んでいるとか。
イタリアで封切られたら、是非、見に行きたいです。


では、また(^_^)

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2014年1月3日

Anno nuovo

新年


粕汁と


頂き物の焼酎で



私達も、イタリアで新しい年を迎えました。

今朝は、クリスマスからの食べ続けを反省して散歩。
ちょっと鬱陶しいお天気でしたが、身体は喜んでいたみたいです。
雨っぽかったので、二人ともこんな格好ですが、仲良くそれなりに楽しんで暮らしております。



滞ってしまうと、ピタッと止まる更新ですが
今年も、どうぞよろしくお付き合いくださいませ。


では、また!



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