2014年10月29日

La colazione di una mattina

ある日の朝ごはん


我が家の朝ごはんは、大体メニューが決まっているので、超簡単。

フェッタビスコッタータ(甘くないラスクみたいなもん)、ジャムとクリームチーズ、ヨーグルト、果物、カフェラッテ、そして〆にエスプレッソ。

フェッタビスコッタータの枚数もいつも同じ。アンドレアが4枚、私が2枚。これを配ってくれるのは、いつも彼。

ある朝、いつもの様に、フェッタビスコッタータを配っていた彼が
『おっと!これは穴が空いてるから僕が、、』と。
優しいなぁとちょっと感激。そこで
『穴が空いてても平気。置いといて』と、林檎の皮を剥きながら、視線を上げずに返事する私。
すると
『いやいや、これには顔があるから、僕がもらっとく』と、嬉しそうな声の彼。
『顔?なんじゃそりゃ?』

そこで初めて顔を上げて、フェッタビスコッタータの穴を見た。


た、確かに顔がある!(笑)

大笑いした後、私が発した言葉は
『ずるーーい!私も顔のが欲しい!』
ダメ。譲っていただけませんでした。

平和です、我が家。

では、また!(^_^)v

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Dopo tutto ciò che è successo

全ての事が終わって


ここにもやっと帰ってこれました。
プッチーニ・フェスティバルの途中で、途切れたままになっていたブログ。何が起こっていたかというと:


あの後、日本からやってきた、Jrバタフライのチームと連日ハードな稽古が続き、感動の本番が終わるまで、私も目一杯働きました。久しぶりに弾く日本のオペラでしたし、稽古ピアノのパートも半端なく難しい部分があちこちに。夜中も持参した電子ピアノで曲をさらう日々が続きました。でも、参加できて得たものも大きかったです。作曲された三枝成彰さんや指揮者の大友直人さんからも多くのことを学びました。ありがとうございました。


日本からの皆さんがお帰りになって、暫くは半分放心状態。その後は、フェスティバルのコンサート、オペラ本番といつもの仕事を粛々とこなし、フェスティバルが終わってミラノへ帰り、大急ぎで支度を整えて9月3日から日本へ。


約一ヶ月の滞在。みつなかオペラの清教徒公演がメインの仕事で、他に幾つかのレッスンと、来年の日本でのお仕事の話を進めてきました。実家で数日のんびりして、アンドレアの待つイタリアへ帰国。

そして10月は、自分の身体のメンテナンスに集中していました。初めてイタリアの病院での一日入院も体験し(どうぞご心配なく、全てはメンテナンスのためです)、新しく見た世界もあって、いやぁドキドキしました。この事は、また改めて書けたらと思います。

今月末の25日は、3回目の結婚記念日でした。この3年の間に、沢山の思い出と沢山の想いを持つことができました。皆さんへの感謝を忘れず、また気持ちも新たに歩いて行こうと思います。

、、、と言うことで、またボチボチ更新していきたいと思います。

では、また!


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