Fioritura :-)

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開花

こんな写真がビッタリすぎる晴れっぷりのトッレです。あついーーー！

では、また！

Una serata a Pietrasanta

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ピエトラサンタでの夜

土曜日に休みを利用して、アンドレアがトッレまで来てくれました。少し早めにお稽古が終わったので、彫刻家の町ピエトラサンタに行ってきました。

今日の写真は、その町の教会の横ある塔を利用して展示されていた人魚をテーマにした彫刻です。

人口２万５千人ほどの町ですが、近くに大理石の取れる山があり、かつてはミケランジェロがここの大理石を使って、ダビデ像を作ったと言われています。今も、多くの芸術家の住む町で、常に彫刻や絵画の展示や音楽会などが催されています。私達の大好きな町の一つで、私がトッレにいる間にしばしば訪れます。

町の入り口にあるレストランで夕食を食べて、後は時間が許す限り散策。ちょうど今は、イゴール・ミトライの作品を取り上げている時期でした。古い教会の中での展示で、なんとも幻想的な雰囲気でした。

町の中心にある広場にもこんな風にあちこちに彼の彫刻が点在。

彫刻はもちろん素晴らしいですが、遅くまで開いている様々なお店のこんなディスプレイを見ながら、町をブラブラ散策しているだけでも、イタリアの夏の夜を十分楽しめまる町です。

そんなゆったりした夜も更け、心地よい夜風を感じながら、家路に着いたのは夜中の１時頃でした。

また帰ってこれますように。

では、また！

 

Godersi il fresco

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涼を取る

少し前の事です。

トッレ・デル・ラーゴに来る前に、ミラノので開催されている『アートアクアリウム』という展覧会に、アンドレアと二人で行ってきました。

日本から運ばれてきたこの催し。金魚は、自然発生した魚ではなく、中国で見つけられた赤いフナを何百年もかけて改良し続けた＂人工的に作られた＂魚なのだそうです。ですから、自然の中では生きることはできず、必ず人の手によるお世話が必要なのだそうです。

感じられるのは静けさと涼しさ。

そして、その姿は優雅で美しい。

お気づきのかたもいらっしゃるでしょうが、信じられないほど透明度の高い水ですよね。高品質の水の調整技術があってこその、このアクアリウムなのだそうです。

普通の水槽以外にこういうのもありました。形は、よく見る金魚鉢の様ですが、数メートルはある大きさです。中にいる金魚も１匹の大きさが10〜20cmほどもありました。その鉢に様々な色の照明があたり、非常に幻想的な雰囲気をかもしだしています。

アイディアとして楽しめたのはこれ。

この屏風、これも水槽です。中に金魚がいるのが見えますか？１年12ヶ月の絵を背景に金魚が泳いでいました。

今回、初めて日本を出て海外での展示になったと聞きました。こんなに沢山の金魚を、一体、どうやって運んできたのだろう？それこそ水が命ですから、運搬の際の温度管理も大変だっただろうなと思います。

去年は、大阪でもこの展示があった様ですね。暑い時期に、お近くで開催される事があれば、それこそ涼を取るために足を運ばれるのも良いかと思います。

では、また！（＾_＾）

L'ora felicissima

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とっても幸せな時間

連日のようにトスカ、トスカとしつこいですが（笑）、とにかく楽しんでいます。今日は初めて、身体の中にドラマと音楽が入ってきつつある事を実感できました。今までの経験から、この感覚が掴めてきたら少しは安心できます。しかもトスカ！（、、、しつこいけど、、、笑）

何より嬉しいのは、弾くテクニックに惑わされず、深くブレスする事も出きるようになってきた事かな。

仲間達にも褒めてもらいました。『凄いわ！心から弾くのを楽しんでるのが分かるわ』って。同僚の言葉ほど嬉しいものはありません。楽しめるようなったのは、若いマエストロの一言があったお陰でもあります。お利口に弾いていた私に、彼はこう言ってくれたのです。『音楽が要求するように、自発的に！自発的に弾けばええやんか！』って。その一言は、私の心に大きかな変化を与えてくれました。恐れ多い素晴らしい歌手達の前であっても、新しく弾く作品であっても、『音楽が要求するように自発的に弾く』と言う意識を持てた事で、作品に正面から向き合う腹が座ったように思います。

だから稽古が終わってから、今日はご褒美に、仲間と一緒に乾杯しに行きました。静かに深い満足と共に、とても美味しかったです。

あー、幸せ（＾_＾）

また明日から頑張れます。

では、また。

La verdura di casa

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お家野菜

今日も、朝からしっかり暑いトッレです。

フェスティバルでのこの１０年、いつもお世話になっているシニョーラのお宅には、お花で一杯の素敵なお庭があって、家庭菜園もあります。今日の写真は、その菜園で大きくなりつつある茄子です。去年ここは雨が多く、肌寒い日が続いていましたが、今年はこの暑さ！夏の野菜達が機嫌良く育っています。

トマトもぼちぼち赤くなってきています。

パジリコも元気一杯。

６月に一度収穫時期が終わったイチジクも、再び実をつけ始めています。

そして間も無く、ヒマワリも咲くでしょう。既に、私の背丈をはるかに超え、その日を迎えようとしています。

夏を楽しむ野菜や花達。私も彼らから元気をもらいましょう！

では、また（＾_＾）

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Inviato da iPhone

Estate bollente!

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夏、沸騰中！

イタリア、暑いです！

ここトッレ・デル・ラーゴも暑くて凄い湿気ですが、今日のミラノの辺りはどうやら35度を超えていたみたいですね。フランスは40度を超えてるところもあるとか、、。

今日の写真は、作曲家プッチーニがよく通っていたバールで、数年前まではレストランとして経営されていた建物です。屋根が特徴的ですよね。現在では、この建物は経営者が変わり、半分が本屋、残り半分がバールとして使われています。この建物の前を通るといつも少しドキドキ。プッチーニがここに来ていたのだなぁと思うだけで、歴史を直に少し触っている様な気になります（笑）

プッチーニ・フェスティバルに来て、ほぼ一週間。今日までは、劇場ではなく、この建物のあるヴィアレッジョの海岸沿いにある老舗ホテルの貸し会議場で稽古が行われていました。バス停から会場まで歩いて20分ほどかかりますが、行く道沿いには沢山のブティックや靴屋さんがあり、しかも昨日からバーゲンも始まり（笑）、心ワクワク、楽しく歩けた数日でした。

今年は、念願のトスカを弾いています。初めてのオペラで、しかもトスカががダニエラ・デッシー、カヴァラドッシがファビオ・アルミリアート。なので、私の緊張度は毎日マックスです。でも、もう文句無しで楽しい。まだまだミスタッチもあるのだけど、この年で、毎日、こんなにも沢山の事を勉強できる幸せ。全てに感謝しかないです。

暑い夏、熱い心で楽しく乗り越えたいと思います。

では、また！（＾_＾）

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