2015年7月9日

Godersi il fresco

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涼を取る




少し前の事です。
トッレ・デル・ラーゴに来る前に、ミラノので開催されている『アートアクアリウム』という展覧会に、アンドレアと二人で行ってきました。


日本から運ばれてきたこの催し。金魚は、自然発生した魚ではなく、中国で見つけられた赤いフナを何百年もかけて改良し続けた"人工的に作られた"魚なのだそうです。ですから、自然の中では生きることはできず、必ず人の手によるお世話が必要なのだそうです。



感じられるのは静けさと涼しさ。
そして、その姿は優雅で美しい。
お気づきのかたもいらっしゃるでしょうが、信じられないほど透明度の高い水ですよね。高品質の水の調整技術があってこその、このアクアリウムなのだそうです。


普通の水槽以外にこういうのもありました。形は、よく見る金魚鉢の様ですが、数メートルはある大きさです。中にいる金魚も1匹の大きさが10〜20cmほどもありました。その鉢に様々な色の照明があたり、非常に幻想的な雰囲気をかもしだしています。


アイディアとして楽しめたのはこれ。

この屏風、これも水槽です。中に金魚がいるのが見えますか?1年12ヶ月の絵を背景に金魚が泳いでいました。


今回、初めて日本を出て海外での展示になったと聞きました。こんなに沢山の金魚を、一体、どうやって運んできたのだろう?それこそ水が命ですから、運搬の際の温度管理も大変だっただろうなと思います。


去年は、大阪でもこの展示があった様ですね。暑い時期に、お近くで開催される事があれば、それこそ涼を取るために足を運ばれるのも良いかと思います。



では、また!(^_^)


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