2018年3月29日

La pulizia nuova in casa nostra!

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進化した我が家の掃除


今の家に越してきた時、我が家には最小限の家具しかなかった。足りないものも沢山あった。それから6年半が過ぎた。定石通り、物はいつの間にかジワジワと増殖。その最たるものが洋服と紙類。かなりの惨状という自覚はあるが、整理しようと言う決心には、なかなか至らないのが現実(笑)


そんな我が家に、ルンバがやって来た。それは2月の頭のことだった。我が家のルンバは名前も付けられ『ルゥ』と呼ばれるようになった。『ルゥ』の健気な働きっぷりには、夫婦2人して感心するばかり(笑)


それまで我が家では、箒とクイックルワイパー、たまにモップがけという緩〜い掃除のやり方だった。ところが、仕事を始めた『ルゥ』が吸い込んでいく埃の量の凄いこと!今までの掃除事情を考えると、最初の数回はそれも仕方ないか、、、と思っていたのだが、そんなどころじゃなかった(笑)何処からこんなに埃が湧いてくるのか?と驚くほどの埃が、毎日!掃除される。


ここまで掃除されると、『ルゥ』にお任せしているだけでは申し訳ない気分になってしまった私(笑)重い腰を上げて、増殖し続けた洋服の処分と、本棚にある『紙類』を整理し始めた。
まだまだ整理の余地はあるが、お陰で随分とスッキリしてきた気がするし、気分もなかなか宜しい。


そして床の美しさだけでなく、これも『ルゥ』のお陰か?と思われるある事に気がついた、、、。毎春、苦しんでいたアンドレアのアレルギーが、今年はまだ来ない。舌下療法を3年前から始めた彼。ところが、今年は訳あって薬をまだ飲み始めていない。2年の治療でここまで良くなったのか?はたまた、家から埃が激減したためなのか?


、、、という事は、彼のアレルギーは、私の緩〜い掃除が原因だったのかも!あちゃ〜、、、(笑)

では、また!(^^)






2018年3月9日

I regali dei fiori

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花のプレゼント 




雪の数日が過ぎ、また少し春に近い陽射しが戻ってきました。真冬のダウンコートのお世話にならなくても外を歩けます。


日本ではあまり取り上げられない様に思いますが、昨日3月8日は『国際女性デー』でした。
イタリアでは、通常、女性へのリスペクトを込めて、男性から女性にミモザの花が贈られます。


この日は、バールやお店でも、小さなミモザの花束をプレゼントしてくれる事があります。初めてイタリアに来た頃に、バールでミモザを貰ったことがありました。思いがけないプレゼントに、心が弾んだのを思い出します。


写真のミモザは、アンドレアからのプレゼントでしたが、実はもう1つお花を頂きました。時々お買い物に行く、町の小さな八百屋さんからです。(八百屋のお兄さんやおじさんからではなく、お姉さんからでしたが、、、笑)可愛らしい三色スミレです。



春近しですね。
では、また!(^_^)





2018年3月3日

Nevica

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雪が降る


半年以上、放ったらかしていたブログだけれど、また再開させることにした。


春に向かっているような日差しが、多く見受けられた2月だったのに、一気に真冬に逆戻りしたここ数日。イタリア中で雪が降った。ミラノ近郊で、これほどの雪が降ったのは、多分6年ほど前だと思う。この辺りも、上の写真のように雪が積もった。2日目は朝起きたら、なんと−7度だった。今朝もまだ雪が降っていた。


暖かい家の中から、少しだけ窓を開いて、雪降る音を聞く。雪は降り続いているというのに、ただただ無音の時間が続く。真っ白になった風景の様に、静けさが柔らかく辺りを覆っている。その静けさはとても優しい。それを感じて、再び窓を閉める。そして、自分の心も静かなのを感じる。


雪が止んで、積もった雪の中を歩くと、自分の中の子供の心が眼を覚ますのが分かる。雪を踏んで、キュッキュッと鳴らして歩く喜び。車の上の雪を手にとって、その雪で小さい雪だるまを作って、車の上に残す愉しみは外せない(笑)。勿論、幾つかの雪玉は、私の手から旦那に向かって投げられたりもした。旦那は、呆れていたけど、私の心はずっと笑っていた。


週が明けたら、段々と寒さが遠のくらしい。また春に近づくのだろう。もう少しだけ、この雪の時間を楽しむのは許されるかな?

では、また!(^_^)