2015年8月5日

EXPO - MILANO

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ミラノEXPO



ミラノEXPOのシンボル、生命の樹です。
1日に何回か、この樹を取り囲む噴水のショーがあります。良いお天気に恵まれたお陰で、噴水ショーの間に虹も見えました。木陰にいると爽やかな風も時折感じられて、噴水の水音と共に、普段の生活の垢を洗い流しているような気分になりました。


普段、こういう博覧会系の催しに『どうしても行きたい!』とあまり思わない方なのですが、なんだかんだで、今年は既に3回目です(笑)
1回目は、アンドレアのEXPOでのお仕事に便乗して、2回目は私がお仕事で。3回目は、その翌日。仕事で貰ったパスが次の日も有効と分かり、しかもアンドレアのお休みの日と重なったのでそれを利用して。お互いの仕事に関しては、どちらも突然にやってきた話だったので、こんな事もあるのだなぁと吃驚です。


私達の一押しは、パビリオン・ゼロ。
トゥリウルツァの入口の真ん前にある巨大な建物です。今回の万博のテーマのコンセプトに関して、非常に良くできた展示がされてあります。
もし、これからEXPOにいらっしゃる方は、是非、足を運んでみてください。
お昼13時頃は狙い目、並ばなくても入れるよと言われて、ちょうどその頃に行って大正解。午前中の行列が嘘のようにスッと入れました。中に入るとまず現れるのがこれ。食物の歴史は人間の知恵と知識の歴史でもあります。
それをこの図書館のような部分で表しているとか。


興味深い展示をいくつか。


近寄るとこんな感じ。
落花生だったり、麦だったり、八角だったり、朝鮮人参のようなものだったり。食品でのモザイク壁です。

人間が食べる動物や魚達の部屋。


農耕とそれに伴う道具達。


発展が続いた先に、工場や都市が生まれ、食品の大量生産が始まり、その弊害の公害や汚染が生まれ、飢餓で多くの人が死んでゆく中、肥満になる人はその人数を遥かに超える。発展と弊害とその矛盾を、分かりやすく見せてくれました。


こういう大きな造形物での展示は意外に少なく、多くの展示は映像やコンピューターが使われていました。そういう中でも、一つのテーマに関して、掘り下げた展示がされてあったパビリオンは、とても印象に強く残りました。


夜は、ある時間帯から入場料が5ユーロになり、夕涼みがてら、晩ご飯に家族で来る人で賑わいます。それぞれのパビリオンは閉まってしまいますが、噴水ショーは夜もあって、23時(土日は24時)まではその中のレストランやバールなどでも楽しめます。


次回は(多分、来週あたり。既に2人ともほぼEXPO中毒か?、、、笑)、また夜にやって来たいね、と相談している最中です。


では、また!

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