2017年1月15日

Menù gita-casa 53

メニュー・ジータカーザ 53



カサゴ(ガシラ)のアクアパッツァ。
なんでこの魚を買おうと思ったのかは忘れた。その日はなぜだか、この強面顔の魚に目がとまったのです。



イタリアでは、切り身より、一匹丸々の魚を売ってる方が断然多い。どこでも大抵、内臓とエラは取ってくれるけど、鱗はそのままだし、何枚かにおろしてくれることもない。なので、調理の前にどうやって下処理するのかで困った事も度々。


日本では、下処理された切り身で買うことがほとんどだったから、最初の頃はなんの魚か、どうやれば良いのか分からず、悩んだ末に買わない事もありました。そして、イタリア語の魚の名前がまた、なかなか覚えられない(笑)そんなこんなの理由もあって、今まで思いつきで魚を選ぶことは、まずなかったのだけれども、なぜかこれには強く惹かれてしまったのでした。


(すごい顔の子やなぁ、、、)そんな風に思いながらも、きっと美味しいに違いない!という、迷いのない感(笑)。一緒だったアンドレアにも相談すると、速攻でググってくれた。強面だけど美味である事がわかり(やっぱり!)、これは買うっきゃないっしょ!と連れて帰ってきました。


帰ってネットを見て、漸くこの魚が日本語ではカサゴ(ガシラ)だと判明(笑)レシピもググってアクアパッツァにするのが良さそうと判断。(魚以外の材料が、全部家にあったし、、、)その上調理時間が短くシンプル。
そしてそして、本当に美味でした! 


ざっくりのレシピはこちら
1) たっぷりめのオリーブオイルと、ニ深めのフライパンを火にかけてニンニクを入れる。オイルに香りがついたら取り出す。

2)そこへ、粗みじんにしたケッパーと黒オリーブを入れる。火は中火から強火。

3)1〜2分炒めたら、半分に切ったミニトマト、そしてカサゴ(ガシラ)を入れ、白ワインで香り付け。蓋をして火を少し弱めて、数分煮たら出来上がり。最後にパセリをパラパラと。


身離れよく味も良くで、これは次回、絶対に日本の煮付けにしたい!と新たな決意!
頭の部分もあったのですが、鍋に入りきらなかったので、切り落として余り野菜と共にブロードになりました。
これを使って、明日は1人お昼用の洋風雑炊にしよ!うふふ。


今まで、アクアパッツァを作った事はなかったのだけれど、このお手軽さ、、、暫くはまりそうです。


という事で、また!*\(^o^)/*



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