2013年8月3日

Alberobello

アルベロベッロ


何年も前に、イタリア人の舞台装置家から一枚の絵葉書をもらいました。その絵葉書に写っていた家はとても素敵だったので、どうしても一度見てみたいと思っていました。その家の名前は、トゥルッリ。円錐型の屋根を持つ白い家。


今回、そのトゥルッリがあるアルベロベッロにも立ち寄る事ができました。想像していた以上に、特別な雰囲気を持つ町でした。何枚かその町の写真をお見せしますね。








15世紀、ナポリ王国の支配下だったアルベロベッロ。ナポリ王国からその統治ため派遣されたアクアヴィーヴァ伯爵は、住民の家の数によってかけられる税金をごまかすために、監視役人がくる度に、住民達に家の屋根の取り壊しを命じました(屋根がない建物は、家ではないと伯爵が主張したため)。度々、壊さなければならない家の屋根。住民は考えた末に、屋根を石を積み上げただけにし、形も円錐型にしたのだとか。


扉も低く窓も小さいこの家で、当時は一体どんな暮らしがなされていたのでしょう?1996年に、アルベロベッロはユネスコの世界遺産に指定され、
多くはお店やホテルとして利用されていますが、今でも居住区として残っている地区もあります。岐阜県の白川郷とは姉妹都市にもなっているそうです。




兎に角、白い町は暑いです。
あぢぃーーーと、座り込んだ方はこちら(笑)


是非、また帰ってきたい町の一つです。



では、また!(^_^)


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