2015年3月29日

BATTAGLIA per avere la sera pacifica

平和な夜を得るための戦い 



 我が家の下の階に住んでらっしゃる93歳のおばあちゃま。 以前におばあちゃまの事を書いたのは、この二つの記事。ちょうど一年くらい前です。
  la signora di sottola signora di sotto 2 



今年になって(、、、からだと思う)、夜の静けさを廻ってご近所のおにいちゃんとおばあちゃまの戦い勃発(笑) 騒音を発しているのはおばあちゃま。耳が遠いのでどうしても話し声が大きい上に、かなりの宵っ張り。 夜になるとやってくる、バダンテと呼ばれる介護の若いお姉さんと気が合わず喧嘩もしばしば。 我が家にも、下からその怒鳴り声が聞こえてくることが何度か。 (私が日本にいる間に、機嫌良く歌ってるおばあちゃまの声が聞こえた事もあったらしいが、、、笑) 



 一方、このご近所のお兄ちゃんは、朝早く仕事に出かけるため就寝も早いらしい。 上下より、隣り同士の方が声もよく響くようで、お兄ちゃんの堪忍袋の緒が切れた。 おばあちゃまが怒鳴りだすと、お兄ちゃんも壁を叩いて怒鳴り始めたのです。しかも毎日のように。夜は勿論、時には朝も! (おばあちゃまは、宵っ張りだが朝も早い、、、だから朝も怒鳴ってる、、、笑) 



 ひえーーーーーーーーーとなったのは、私達。 どっちの声も、非常にウルサイ!悪態としか言いようのない言葉の応酬。ホント怖い。 この争いのお陰で、たくさん汚い言葉も覚えましたよ(笑) こんな時は、こういう風に言うのかぁ。女の人でも、これは叫べる言葉なのねー、とか(笑) 



 冗談はさておき。 
ついにアパートの臨時会議招集。 皆の意見をまとめ、管理会社から手紙を出したりもしたそうだが改善されず。 そしておばあちゃま、不覚にもまた家の中で転倒。下から『誰か助けてー』の声が、、、。 日曜日だった事もあって、すぐアパートの階段に人が集まり、今回は救急車を呼ぶことに。 



 もうこれは、近所の皆さんのお願いでは聞いてもらえそうにないので、公の福祉関係の機関に相談することに。そうこうしている間に、アンドレアの実家の入院騒ぎで、私達は数日間、家を離れること。 帰って来たら、あら?
下の階は恐ろしく静か。どうやらおばあちゃまはいないようだ。遂に施設に行かれたのかな?



シーンと静まり返った夜。静かすぎてなんだか落ち着かない(笑)こんな事になる少し前までは、怒鳴り声ではなくて、おばあちゃまが寝る前に祈る声が聞こえたりもしていたのに。確かに、あの怒鳴りあいは怖かったけど、生活音のない下の階は寂しすぎる。こんな結末を望んだのではなかったのだが、、、と話すアンドレアの意見と私も同意見。残念の溜息。



しかし。
やっぱり、そのままじゃ終わらなかった(笑)




一昨日。
夜も23時近かったと思う。ドタンバタンと階段で何やら音が。鍵を開ける音の後に、どうやら下の階の窓を開ける音が!おばあちゃまが、息子さんと帰ってきた!ご近所のお兄ちゃんには悪いが、家族が揃った感じで私は少しほっこり(笑)



そして。
静かで平和な夜は終わりを告げ、その日からまたおばあちゃまの強烈な怒鳴り声が。息子さんは『静かに!』と一生懸命ですが、おばあちゃまの怒鳴り声とまらず。ひえーー。先程までのほっこり感は瞬時消滅。そして、すぐさま隣のお兄ちゃんがおばあちゃまの家の呼び鈴を押しに。
バトル再開(笑)



怖いし迷惑なんやけど、ちょっと笑っちゃう。どうなるのでしょう?私達は、今の所、見守るしかなさそうです。
おばあちゃま、ちょっとは静かにね!



また、いつかご報告。
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