2016年12月19日

La fine della festa

宴の終わり



私は一番奥で、しかも手しか写ってないのだけど(笑)


昨日で、プッチーニのアカデミーの仕事が終わりました。参加者の国籍は、殆どがイタリア人。年齢は20代前半から40代半ば、キャリアも様々。もちろん、性格も様々。締めくくりは試演会でした。この美しい部屋がその会場になった場所で、ヴィアレッジョにあるアルジェンティーナ邸のサロンです。 


11月28日から始まったこのアカデミー。私は、途中1週間ほど抜けての参加でしたが、よく考えると、これだけアカデミーにどっぷり関わったのは初めてだったかもしれません。


暖房のない教会でのコンサート。いつもの事ながら、当日まで譜面は揃わない。初見で弾く曲(しかも半端ない長さ!)もあったコンサート。1人で弾くには、どれも大曲すぎへんの?というぐらい長い時間のコンサート。コンサートがない日は、1日6〜7時間の稽古。そして、マラソンの様に長かった試演会。アカデミーで鍛えられていたのは、若い歌手達ではなく、ピアニストだったのかも(笑)


そんなアカデミーでしたが、終わってしまえば、苦しかったことも、腹を立てたことも、全てが笑い話になって思い出の1つになるのが不思議。そして、そこに居ることができた事に感謝。歌手達を支える立場にあった私も、沢山の事を学びました。


今朝は、朝6時すぎにマンマ・パオラのお家を出ました。今は車中で、後2時間ほどでミラノです。アドレナリンもこの数日で出尽くした感がありますが、駅までお迎えに来てくれるアンドレアの顔を見たら、ちょっと元気が戻るかな?(笑)


帰って最初の仕事は、クリスマスの飾りつけです(^_^)
では、また!





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