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2016年5月6日

I lavori

お仕事


Jr.バタフライから始まった今年。
続いてプッチーニのマダマ・バタフライ、並行して少しだけトスカ。



イタリアから帰って、現在はマノン・レスコーの準備中。今月半ばから再び日本。手強い箇所がまだまだ沢山。歌詞と音楽がどう絡んでいるのか少しずつ分かってきたかな。並行してリゴレットとアドリアーナをちょっと。その先、フィガロとボエーム、そして多分イリスも。もう一つ向こうには妖精ヴィッリ。


有難いことです。そして、のんびりしている場合ではない事は確か(笑)
ついつい甘い自分に、悪い習慣は自分が断ち切るしかない!と戒め、再び鍵盤の前に座ることにします。


今夜もアイロンはかけられそうにないなぁ、、、。ノーアイロンワイシャツは、イタリアでも有効。
ごめんね、アンドレア(笑)

では、また!




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2015年1月23日

Milano e Die Soldaten

☀︎ ☀︎
ミラノと『兵士たち』


ピサ、トリノときたので、ミラノのスカラ座の天井も(笑)


このシャンデリアは、私にはお馴染み。天井桟敷の席からだと真ん前だからです(笑)
ところが写真を撮ってから、意外にも天井の模様を覚えていなかった事に気づきました。正面に見える赤い幕の中央にあるのは、ミラノ市の紋章です。


そう言えば、昨日のチョコレート屋さんは、どうやらミラノ・スカラ座の今年のスポンサーの一つみたいですね。後からGuido Gobino のホームページを見て知りました。奇遇!(^_^)
Guido Gobino のチョコレートが恋しい時は、どうやらトリノに行かなくても、スカラのバールに行けばあるようです。


さて。
観たオペラは、ツィンマーマンの『Die Soldaten (兵士たち)』1965年初演。
100名を超えるオーケストラと20人近い歌手。シュトックハウゼンの影響も受けていると聞いて、その音の響きにも納得。ブーレーズ、ベルクなどに共通する複雑な仕組みとハーモニー、かと思えば打楽器や鍵盤楽器の澄んだ響き。オーケストラの騒音の様な音の羅列の中に隠れて、コラールが聞こえてくる不思議さ。極限とも言えるテクニックを要求されている歌手の声。作曲者の元々の指示でスピーカーも使用。ツィンマーマンに限らず、この時代の作曲家の自分たちの時代の音楽への模索と挑戦に改めて刺激を受けました。


でもドイツオペラを見る時、言葉についていけないのはとても残念。この頃、特にそう思います。オペラは、やっぱり言葉があってこその音楽だから。この作品でもそう思いました。
そう思うなら、今からでも勉強しろよ!って話ですね。はぁーい(笑)


元々、ザルツブルク音楽祭が初演のこの舞台、ザルツでは劇場に幕がないため、スカラでも開演前から幕は開いたまま。板付きの様子も全て見えます。下の写真は、休憩中の様子です。写真でもわかるように、オケピットは既に満杯ですから、プロセミと幾つかのパルコでも打楽器、歌手、ギター、金管楽器などが演奏していました。舞台に近い幾つかのパルコに譜面台や楽器があるのがわかるでしょうか?



装置の中でグロテスクな写真も使われたりしていましたが、気持ちが悪くなるような舞台ではありませんでした。オペラの一番最後、打楽器の連打が重なっていく部分から、オーケストラ全員の同一音の演奏にはゾクリとしました。人間というものの汚さ、弱さ、狡さを見るオペラ。強いです。


久しくこういう音楽を自分が触ってないなぁとかなり反省。困難を避けて甘えていてはいけませんね。この作品の担当をしてるアンドレアは『僕は、こういうのは堪らんなぁー』と、私のこの入れ込み方に吃驚してましたが(^_^)


、、、というところで、ではまた!







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2015年1月22日

Torino, l'opera e il cioccolato

☁︎|poco poco ☀︎
トリノ、オペラとチョコレート

忘れちゃわないうちに。
この間の日曜日は、お友達とトリノにオペラを観に行ってきました。

トリノの王立歌劇場の天井。


先日のピサの劇場とは全く違う作りの劇場。イタリアによくある馬蹄形劇場ではなく、日本にあるコンサートホールの様な感じの劇場です。天井やシャンデリアもモダンですね。

実はトリノの歌劇場も、歴史は長く1740年に創立されました。劇場もその当時は馬蹄形だったそうですが、1936年に火災で全焼。第二次世界大戦後、劇場が再建され開場されたのは1973年なのだそうです。


その日に観た演目は、グラナドスの『ゴイェスカス』とプッチーニの『修道女アンジェリカ』。どういう理由でこの二曲が選ばれたのか分かりませんが、『ゴイェスカス』の最後の台詞が妙に頭に残りました。『la vita è una prigione ma la morte.... Oh! mistero(生きるのは囚われ、だが死は…神秘)』。

そして、次のオペラの修道女アンジェリカは、演出により時代背景を変えてありました。場所は修道院ではなく、精神の患った人達を収容している大きな鉄柵のある一部屋。アンジェリカは、その柵の中で生きている一人の設定。

彼女は、産まれてすぐに引き離された息子の病死を知り、最後には自らの命を絶ち息子の元へと向かいます。しかしカトリックでは、自殺は息子の待つ天国ではなく、地獄への道を進まなければなりません。死んだ後、彼女は救われたのでしょうか?

そのドラマとゴイェスカスの最後の台詞が重なったりもしました。面白かったです。

オペラを堪能して、すっかり暗くなった町の写真を数枚撮って、 老舗のチョコレート屋さんGuido Gobinoに。生チョコとオレンジピールにチョコレートがかかったものを、良い子でお留守番のアンドレアに買いました。小さなお店でしたが、奥にはホットチョコを飲めるカウンターもあったりして、なんだか幸せの空気が漂うお店でした。



大きな建物にゆったりの空間で、また訪れたい町トリノでした。
では、また(^_^)


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2015年1月19日

Pisa e Rondine

☁︎ | ☀︎
ピサとツバメ


先週は、ピサのヴェルディ劇場の仕事に行ってきました。劇場のオケピットから天井をみるとこんな感じです。



美しいですね(^_^)
急遽の仕事の依頼で、しかも長らく触っていなかった作品だったので、準備がかなり厳しかったです。でも、思い切って引き受けて良かった。素敵な新しい出会いもあったし、何より音楽を楽しめた。自分の外側に、また新たな世界が広がれば良いなと思えた二日間でした。ちなみに、タイトルの『ツバメ』は、そのお仕事の作品名です。


仕事先のピサでは、ホテルを用意してもらいました。何やら、とってもアンティークなホテルでした。1830年代から続くホテルらしいです。


こんな電話や
(もう使われてないですよ、、笑)


こんなタイプライター

暖房器具も美しい。
(流石に、これでの暖房ももうされていません)


サロンもなんとも雰囲気があるでしょう?


そして気に入ったのは、この洋服掛け

かなり大きいものです。長い柄の部分は20cm弱はあったと思います。どうしてこんなに大きのだろう?その下の二つには、何を引っ掛けるのかしら?と思いましたが、実際にコートを掛けてみてわかりました。

長い柄の部分に、コートのタグの辺りにある引っ掛けを通して下まで降ろすと、その下にある二つの白い部分がハンガーの様に肩の形を保つ役割を果たすのです。なんと優雅。何泊かするという言葉より、逗留するという言葉がピッタリくる御宿でした。


それにしても、、、。
あんな洋服掛け、アンティークショップや蚤の市で見つけたら買ってしまいそうかも、、、(笑)


では、また!
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