2014年3月9日

La signora di sotto 2

下の階のお婆ちゃま2



実はあの翌日、お婆ちゃまにはまたまた大事件が!何時ぞやのように、部屋の中で転けてしまわれたらしく、家にいた私は再びあの『Aiutooooooo, aiutatemiiiii !(助けてー。誰か私を助けてー!)』の声を聞く羽目に。


下の階から聞こえてくる鳴り続ける固定電話の音。その中で聞こえてくるお婆ちゃまの声。
『これって、お婆ちゃまが電話に出れてないってことやん、、、、まさか、、、、』
下に降りてみたら、、、やっぱり嫌な予感的中!叫び続けるお婆ちゃま。外からかなり大きな声で呼んでみるも、耳が遠いこともあってあさってなお返事ばかり。扉の鍵はかかったまま。結局、上の階のご夫婦の力を借りて、最後は救急車を呼ぶことに。


救急車が到着するのと同じ頃に、電話に出ないお婆ちゃまを心配された家族も到着。またまた長い時間、転けて起き上がれない状態だったらしく、その上、転けたはずみでどこかにぶつけたのか出血もしていらしたらしい。兎に角、救急車で病院に運ばれたお婆ちゃま。その日以降、妙に静かな日々が過ぎてゆきました。


そして2週間と少しが過ぎ、数日前にお婆ちゃまが家に戻ってこられました。たまたま帰って来られた時に、私も外から戻ってきたので、『お帰りなさい!大丈夫ですか?』と声をかけました。『ありがとう』とお婆ちゃま。おでこにちょっと傷跡がありましたがお元気そうでした。


もしかしたら、もうここには帰って来られないんじゃないかな?とアンドレアと話していたのですが、なんのなの。結局は、家族やお手伝いの人達の力を借りつつ、独り住まいを続けられるようです。そして、お帰りと同時に再び聞こえてくるようになった家族との大声の会話(時に、かなり激しい怒鳴りあいの声も、、、笑)


その建物中に鳴り響く声を聞いて、アンドレアが一言。
『 Lei è tornata "perfettamente in forma ,,,,, " (完全復帰やな、、、)
あまりに言い得た言葉だったので、私も大きく頷き
まさしく!』
そして、お互いの顔を見ながら思わずにっこり。


今朝も、お婆ちゃまの娘さんが来られているようで、時折、かなり激しい口調で言い合いをしてるお二人の声が聞こえてきます(笑)今や慣れ親しんだこの言い合うお二人の声。やっぱりこうでなくちゃね。長生きして下さいね、お婆ちゃま。



では、また(^_^)


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