2013年7月17日

Rigoletto

リゴレット


3つ目の演目リゴレットの初日が迫って来ました。昨日は、オケ付き舞台稽古2日目。キャスト、助演、そしてダンサーは、完全に衣装や鬘をつけての稽古でした。今日の夜が公開ゲネプロのため、演出家がチェックしておきたかったのでしょうね。


嵐のシーンがある三幕まで私は仕事がないので、昨日は二幕終わりまで客席で稽古を見ていました。下の写真は、一幕の最初のシーンです。まだ明るい時間帯か稽古が始まったので、照明の効果が分からないのが残念ですが。



私が担当している嵐の雷や風の音は、客席に聞こえている音量はちょうど良い感じらしいですが、幕中はすごいことになっているそうです。返しのスピーカーが幕中にも設置されていて、そこから聞こえる音はもう爆音らしいです(笑)なんとなくそんな気はしていたので、稽古前に舞台監督のトニーに挨拶に。


『チャオ!昨日の嵐どうやったかな?』と、私。
『Michiiiiiiiiii! 三幕の嵐のシーンだけは、君のことホンマ!憎むよ。その時は僕、スピーカーのど真ん前にいるんやで!』と、天を仰いでこの上なくたまらん顔で答えるトニー。
『あはは、、、そうじゃないかと思ったわ。今日も弾いてもよろしゅございますか、トニー?それをお伺いしたく、ここに参上いたしました』と、私。
アハハ、、、と声高く笑って、舞台監督が一言。『全て貴女のお望みのままに!』
ほぼ50年、劇場で働いてきているトニー。劇場で生きてきた人です。こういう人達と関われるのも劇場での素敵な経験です。

兎に角、舞台監督の言葉を思い出して、ちょっとだけ控えめに鍵盤を押さえながら、昨日も無事に嵐のシーンを通過(笑)稽古も何とか時間内に終わりました。





今日の公開ゲネプロと、週末の本番が楽しみです。
では、また!(^_^)
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