2016年6月12日

Maria nel vento e un maestro

☀︎|☁︎
風の中のマリアとあるマエストロ


一旦ミラノに戻ってきました。
明日には、また電車の旅をせねばならないのですが、私を必要としてくれる人がいるところにエンヤコラ!です(笑)写真は、昨日、電車の中から見えていたジェノヴァ付近の海。本を読み終えて顔を上げたら海でした。そこでパチリ。



読み終えた本のタイトルが『風の中のマリア』。百田尚樹の一冊です。日本から帰国する際に、友人からお借りしました。意外な主人公と題材に最初からアンテナをキュッと掴まれた感じで、どんどん読み進めることができました。読むうちに全く知らなかった世界を見ていくこともできて、行きと帰りの車中はいつもより時間が経つのが早かったです。


そして、ここ数年、ろくに本を読んでいなかったことを再認識。本を読むための集中力がなかったここ数年。読み始めてもなかなか作品の中に入り込めずやめてしまった本が何冊もあります。この前の三島由紀夫は、たまたまだったのかな?と思っていましたが、そうでもなさそうです。気を良くした私が次に読もうと思っているのは、これまでの2冊と全く違うもので【世阿弥】のことを書かれた本です。急にハードルを上げすぎたか?(笑)


トッレでの最初の2日間の仕事も楽しめました。今回ご一緒したのは、バス歌手のロベルト・スカンディウッチ氏。素晴らしい声と確かなソルフェージュ力、そして豊かな表現。若い歌手達も同じことを思ったことでしょう。ずっと側にいて勉強していたいと思えるマエストロでした。また何処かで、ご一緒したいです。


私の経験からですが、優秀なマエストロ達の多くは、休憩をを取らずに働くのが平気な方が多いような気がします。今回もそうでした。途中で、イタリア式の時間の切れ目が曖昧な休憩や、長い昼ご飯休憩を取ると、集中力を取り戻すのが難しいですしね。私もその方がレッスン中の疲れ方が少ない気がします。(終わって家に帰ってホッとすると、反動で一気に疲れがやってきますが、、、そのお陰でよく眠れます、、、笑)


今日は、トッレの2日間と違い、アンドレアとゆっくり過ごし、ご飯を作って食べることを存分に楽しみました。そして、楽しみすぎて写真を撮るのを忘れました。美味しい煮込みハンバーグだったのに、、、(涙)


明日は、訳あってスーパー早起きです。そしてトッレに戻ります。
それでは、また!(^o^)/









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