2014年4月20日

Il racconto del viaggio primaverile (2)

春の旅の話 (2)


いつだったか、白川郷の冬の写真を二人で見たことがあり、どうしても一度はそこを訪れたいと言っていたアンドレア。

なんとなくですが、石川県もいいかな?と思っていた私。その辺りから、この旅の計画は出発しました。


そのうちに、札幌、高山、由布院、富士山と、話は思いっきり広がってしまい、一時は収集が全くつかない状態に(笑)しかし結局欲張りな我々は、札幌だけは諦め、他は全て回ろうと決めました。きっと帰ったら熱を出すだろうと思いながら、、、(笑)


いざ出発!
最初に向かう先は、岐阜県高山です。


この駅は、実家からの最寄り駅です。小さいけれど味のある駅です。写真には写っていませんが、桜の木もあり、季節の花も植わっていました。電車の揺れ心地もなかなかです。何回も来た事はありますが、流石に写真は始めてでした(笑)
でも、今回は旅の記録に!



電車で高山まで三時間半ほど。接続も良く順調な旅でした。まだ桜には早すぎましたが、古い街並みが残る落ち着いた街、高山。ヨーロッパとは全く違う日本の建築物の美しさを楽しみました。








幾つかの造り酒屋の玄関には、この酒林(さかばやし)が飾られていました。杉玉とも言うそうです。元々は、酒蔵の軒下に吊るして、良いお酒ができるようにと願ったのだそうです。今は、玄関の軒下に吊るし、新酒ができたことを知らせるのだそうです。杉玉の色が変わっていくのを見ることで、お酒の熟成度を図ることも想像できるのだとか。兎に角、形が美しかったです。

そうそう、こんな子もいました(笑)


無駄のない美しさと落ち着いた色調。もう十日ほど後に訪れていれば、ちょうど高山祭りも見れたようです。十数台の山車が街を練り歩くとか。中には、仕掛けのある人形のある山車もあるらしいです。春だけではなく、秋にもお祭りがあるとか。こんどは訪れることがあれば、是非、その時期に!


そして翌日は、白川郷へ向かいました。
 《つづく》



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