春の旅の話(7)
イタリアに帰国してから、すでに2週間が過ぎました。ゆっくり進めた旅の話でしたが、書いて良かったです。写真だけでは忘れてしまうことも、ここに書き留めたことで、よりしっかり記憶に残ってくれることでしょう。
日本のあちこちを見て歩けたことは、とても貴重な経験でした。ある時期から、海外にばかり目が向いていた私。イタリアに住むことになって、こうやって改めて自分の生まれた国の事を見て、聞いて、感じることができてとても幸せです。仕事では、今も日本のあちこちでお世話になりますが、旅行とはまた違うのだなというのも分かりました。
いつも地球人でありたい私ですが、日本に生まれて良かったと思うことが増えるようになりました。もっともっと日本のあちこちを見てみたいです。また、桜の頃に帰れるといいなと思っています。紅葉の時期もいいですよね。
さて。
今回の私達の大移動を大きく助けてくれたのはこれ。
ユーロが強かったお陰もありますが、300ユーロほどで購入することができました。取り扱うお店によっては、330ユーロかかるところもありました。ちなみにこれは、二週間でグリーン使用なしの値段です。
ご存じない方のために、ジャパン レールパスについて。
このパスを得るには、海外在住の外国人か、もしくは海外在住の日本人であることがまず第一の条件になります。そして、指定された書類を持って、住んでいる国で引き換え証を購入し、日本でパスと交換してもらいます。
新幹線のぞみとみずほは使用できませんが、他の新幹線と特急列車、ほとんど全てのJRの在来線で利用できます。いくつかのフェリーやJRバスでも使用できます。事前に座席指定の予約を入れることも可能です。
大きな移動をしない場合や、私鉄が移動のほとんどになる場合はお勧めできませんが、私達の様に、大きく西へ東へ動く旅には、とてもありがたかったです。みどりの窓口の係りの方々はどなたも迅速で親切でしたし、多少の不便さは覚悟していた電車の接続も、イタリアのそれでは考えられないほど時間のロスがなかったです。
イタリアで購入した引き換え証を、実際のJRパスに換えてもらったのは名古屋駅でした。引き換えにはパスポートの提示を求められましたが、その他の書類提示の必要はありませんでした。
旅行社の方のお話では、場所によって様々のようで、審査の厳しいところもあるそうです。
ホテルの予約はbooking.comのお世話になりました。海外からの予約でも、前もってカードで支払う必要はありませんでした。また、日本円で値段が表示してあっても、特別な記載がない限りは、予約した日のユーロの値段で、しかも現地でのカード決済が可能でした。キャンセルや変更もインターネットですぐにできました。
また、気候の良い季節に、二人で日本を訪れられたらいいなと思っています。
それでは、また(^_^)
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