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かくして彼はこう言った4月のとある日曜日。アンドレアと二人、ジェノヴァの辺りまで出かけました。彼は、マルケ州の海のある町で育ったので、時々、どうしても海の空気が必要になるようです。この日もそうでした。
残念ながらお天気は小雨が降ったり止んだりの天気でしたが、漸くぶりに出会えた海を満足気に眺めて、深く息を吸うアンドレア。私も暫く波と戯れたり、写真のような色をした自分の前に広がる大きな空間を感じたりしていたら、彼が私には尋ねてきました。
『あの水平線の向こうの向こうには何があるか知ってるか?』
『希望?』と私。
『惜しい!あそこには夢があるのさ』と彼。
なかなかロマンチックでしょ(笑)でもこれは、本当にそんな風に思って生きてきた彼の心の言葉なんです。私には、それほどまでに強い海との絆はないのですが、こういうアンドレアを見る時、いつも少し羨ましかったりします。そして単純ですが、嬉しくなってしまいました(笑)
そんな海があった町 FINALE LIGURE(フィナーレ リーグレ)。あまり詳しくはないのですが、ジェノヴァの辺りには、こう言う建物が沢山あります。それをご紹介。
一枚目の建物の前側に沢山ある窓枠が実は全て描かれているものなのです。二枚目の右の方は、その前面も少し写っています。こうして見ると、窓枠が立体ではなく描かれているのが分かりますよね。
何をするでもなく、ただただ海のある所へ行って、海の空気に癒され、美味しいペーストを買って家路に着いた日曜日の話でした。
ではまた!(^o^)/
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