記憶に残るスピーチ
昨日の広島でのオバマ氏の演説の全文を読んで、彼が語ったことは、大きくとも小さくとも、多くの人の心を揺さぶっただろう。アメリカ大統領という立場での演説。その全文を読みながら、事実と希望の間の矛盾。色々なことを考えさせられた。
ただ、その地に行ってそこに居た人々のことを思う。そうやって『その時』に思いを馳せるという一文を見た時、私達がこのお正月に帰国した際に訪れた広島での経験を思い出させてくれた。本当にその通りだ。その時の広島に、私達も居ようと心を違う世界に馳せた。苦しみを知っておこうとしたのだ。
訪れた日は寒い日でしたが、多くの外国人の方々も見かけました。どうしても広島を見ておきたいと言ったのはアンドレア。イタリアでも、8月6日、8月9日が近づくと原爆に関するドキュメントがテレビで放送されます。こういう番組を、一緒に見て語り合えることを、いつも私は有難いことだと思っています。
行動する勇気と発言する勇気を見せてくれたオバマ氏の言葉を受け止めたいし、そしてそれを認めて許す姿を見せておられた被爆者の心を尊びます。
写真は、1月に訪れた広島平和公園。
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