2016年5月9日

Là stemma di Visconti

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ヴィスコンティ家の紋章



ヴィスコンティと言えば、すぐに思い浮かぶのは演出家のルキーノ・ヴィスコンティです。彼の家の紋章も、上の写真のようにビショーネと言われる大蛇(もしくは竜という説もあります)が人を食べている紋章なのでしょうね。


13世紀から15世紀にかけて、ミラノを統治していたヴィスコンティ家。その紋章がビショーネであり、その事からこの紋章がミラノのシンボルとして使われている場所もあります。昨日の双子教会の写真にもこのビショーネがありましたよね。


ビショーネは、ご存知の方も多いと思いますが、アルファロメオのエンブレムの一部にも使われています。
右側のそれがビショーネで、左側の十字はミラノ市のマークから採択されたものです。


初めの写真の説明を少し。この写真を撮った場所は、GRAZZANO VISCONTI (グラッツァーノ   ヴィスコンティ)と言います。最終的にはミラノのスフォルツェスコ城の主であったヴィスコンティ家ですが、このグラッツァーノ   ヴィスコンティが、もともと一族が暮らしていた町になります。今でも中世の雰囲気を残した街並みが美しく、ミラノから車で1時間ほどの場所にあるので、かなり知られた観光地でもあります。
この町を訪れた話は、また後日にしたいと思います。


因みに、最初に挙げたルキーノ・ヴィスコンティも遠い親戚にはあたるようですが、ミラノを治めていたヴィスコンティ家の直系では無いのだそうです。


こうやって1つの紋章から、歴史が垣間見えてくるのは、とても興味深いですね。
ではまた!(^o^)/





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